採用ブログ
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■岡田さんのプロフィール
愛媛県出身。大学卒業後、メンバーズへ新卒入社。
Webディレクターとしてリニューアル案件や運用制作案件を担当して、キャリアをスタート。制作会社・事業会社問わず数社を経ながらWebディレクターとしてのスキルを磨く。2021年揚羽へ中途入社。
ファンに愛されるサイト構築・運営をモットーに仕事をしているとのこと。
■岡田さんの入社時点でのご経験・スキル
・支援会社でのWeb制作ディレクション経験 約 8 年間
サイト新規構築、運用改善を実施。アクセス解析改善と記事作成支援なども幅広く行う。・事業会社でのWeb制作ディレクション経験 約 4 年間
新規事業立ち上げ期から株式上場まで貢献。サイト構築や運用フロー改善・自動化のディレクションを行う。・Webディレクターとしてのご経験詳細
企画提案、スケジュール・見積作成、KPI 設定、サイト設計
CMS(WordPress、Movabletype)を用いたサイト構築
アクセスログ解析、コンテンツマーケティングの知見
リスティング広告、SNS広告の知見
目次
学生時代からWebディレクターになった経緯の話
ー今まで伺ったことがなかったのですが…岡田さんは学生時代はどんな人だったんですか?
好奇心優先なタイプでした。幅広くできることが面白いって思ったりとか、新しいものに興味関心が強かったり。興味あることに対して突き詰めたいみたいなところがあったと思います。
就活もやりたいこと重視で、Web系とか広告系に絞って受けていました。その中で広告の話とかを聞き、「決まっているものを売る」というよりも、企画や、売るものを考えるほうがやりたい、と思うようになっていきました。
ー広告の中でも企画への興味が強かったんですね。そんな岡田さんが新卒でWebディレクターに選ばれたのはどうしてですか?
実は、初めからディレクター志望だったわけではないんです。
その当時Web自体が新しく出てきたところだったので、Web関連でいろいろやれたらこれから面白いんじゃないかなっていう感じで。
でも文系で開発経験もなかったので、Webの広告営業スタートかなあと思っていたんです。
1社目で入った会社が、たまたまWeb制作と広告営業のどちらの配属もある可能性がある会社だったんです。
入社後にローテーションで各部署を回って研修をしていく中で、ディレクター研修が面白かったので1〜2か月の研修後にディレクターで希望を出して配属がディレクターになったという感じです。営業と制作どちらかに配属される感じは揚羽に近いかもしれないですね。
ー営業かなと思って入社したけど、結果ディレクター!!経験してみて発見することって多いですよね。
直近の転職活動の話と揚羽に決めた理由
ーちなみに転職活動はどんな軸だったんですか?
Webディレクターで、転職しようというのは決まっていました。これまで受託でやる会社と、自社開発をしている会社と、両方にいたことがあるんですけど、今回も特に限定せずに受けていました。
でも、どちらの種類がいいかいうよりは、①Webディレクターとして充実した仕事ができるか②成長できるか③長く居れそうかの3つを重視して転職活動をしていました。
ー充実した仕事ができるような会社がよかったんですね。
そうですね、自社開発の会社も、いいところはあるんですけど、会社によっては一部分だけしか関われない可能性もあるので。
それを考えると、ある程度Webディレクターとして、開発面にも関われるとか…できることが多いほうがよかったです。
ー揚羽のどんなところに魅力を感じてくれたんですか?
ひとつは、裁量権が大きいところですね。Webディレクターとして案件全部に関われるところとか、いろいろな幅広い案件にかかわれそうなところが魅力的でした。
昔のWebサイトは先に紙とか何かしらの媒体があり、それをWebに移行するっていうことが多かったんです。
だけど、今後を考えると、既存コンテンツをWeb化する、形にするというWeb制作ディレクションだけではなく、
コンテンツ企画や提案前の上流設計も、できるようになるとWebディレクターとして付加価値が増すかなと考えていて、そうした部分もやりたいと思っていました。
そういう目線で見たときに、揚羽だと営業の提案段階のWebサイト企画・コンセプト策定などの上流部分から、入っていくこともできるというのが魅力だなと思います。
ーたしかに要件が決まる前からWebディレクターも入って提案する案件も多い気がします。転職の際に、他社はどんな企業を見ていましたか?
今後のWebディレクターとしてのキャリアを考えたときに、なにか専門を持ちたいなと思っていました。
なのでいくつか他に制作会社も受けてたんですけど、例えばブランディングのような、なにか強みがある会社を受けていました。あとは、医療業界専門の制作会社のような業種専門とかのところも受けていました。
ーWebディレクターとしては、制作は一通りできるスキルをお持ちだったからこそ、次のステップアップは、より専門性が欲しかったんですね。
そうですね。他には転職のときに感じた他の会社さんと揚羽の違いだと…「Web以外のものも扱っているというところ」も話を聞いてみたいなと思ったポイントでした。
紙や映像など別のジャンルの制作を自分が一からやるのは難しいかもしれないですけど、そういう別のジャンルの人たちと一緒に、そうした新しく触れる媒体にも関われるのは面白いなと思っていました。
面接を通して知った会社の雰囲気や人の良さも決め手だったと思います。
ーたしかにWebだけではないというのも、特徴ですね。
ちなみに最終的な決め手の1つで「会社の雰囲気」「人の良さ」はよくあげていただけるんですが…あえて言語化するとどんな人が多いと思いますか?
一言でいえば、『プラス思考』な人がという感じです。会社見学をしたときや面接のときでも、雰囲気が明るい感じがしました。会社によっては、職人気質が強い会社もあるけど、揚羽はそうではない感じです。これまでベンチャー企業にもいたことがありますが、それに近い、前のめり感ある印象も受けました。
ーポジティブで、前のめりさのある雰囲気がいいと思ってくれたんですね!
(写真は社員遠足)
揚羽に入社してからどんな仕事をした?
ー2021年10月に入社され、まもなく1年ですね…!岡田さんが担当している案件はどのようなものがありますか?
今まさに進行中なのは、コーポレートサイトのリニューアル案件と、法人向けのECサイトリニューアル案件です。他にも運用案件として、採用サイトを複数、担当しています。リソース全体で見ると、6割くらいがリニューアル案件で、4割くらいが運用案件みたいな感じで働いています。運用案件は全体で5〜6案件程が平行しているイメージです。
リニューアル案件は、1人でやっている訳ではなく、Webディレクターが2名体制です。
ーリニューアル案件、運用案件でそれぞれ動き方が違いそうですね!具体的にはどんなことをされているのでしょうか。
コーポレートサイトのリニューアルと、ECサイトリニューアルの案件では、要件がある程度固まったあとで、どのように実装していくのかを設計するところから入っています。
ECサイトの案件では、流し込みも含め400〜500ページ規模のサイトなので大掛かりなものです。
序盤の企画に関しては、もう一人別のプランナーや、ブランディングに強いディレクターが入ってくれていて、その後の設計・システム開発などの開発フェーズをメインに僕が担当しています。
どのようなページ構成にして、どんな動線に設計すれば、ユーザーが使いやすいのかを考えて設計することが面白さの1つだなと思います。この面白さ自体は、運用案件でも同じかなと思います。
ー規模が小さいか、大きいかの違いというだけで考えることは基本同じなのですね!運用案件ってこれまであまりお話を聞いたことがないんですが…どんなことをするんでしょうか?
たしかに揚羽では運用案件をちゃんと体制づくってやっていこうというのが最近なので、あまり聞いたことない人もいるかもしれませんね。
運用案件はメインのWebディレクターを担当していて、毎月定期的な更新のご依頼が来る採用サイトもありますし、定期的な更新以外でも、追加のコンテンツのご提案や、UI改善のご提案をする採用サイトもあります。そうして更新を担当している採用サイトから、フルリニューアルのご提案をすることになって、提案から手伝う案件もあります。
普段運用しているサイト等に関して、ただ更新して終わりにするのではなく、そこから解析して現状を改善できる提案や企画の提案に繋げていくようなところで関われていると思います。
ーなるほど…!ちなみに今のような実務に入り始めたのは入社してどのくらい経ってからですか?
入社したての研修が終わってからは、1案件やってみて。他Webディレクターの方に見守られながら、新規リニューアルを1案件やってみたいな形でOJTを行っていました。
入社後の2案件目までは、上司にアポや取材にも全部同席してもらったり、制作物のチェックにも協力してもらいながら、揚羽のやり方を覚えていきましたね。
3案件目以降が先程お話した今やっている案件で、現在は、チームでの週次やMTGで相談しながら自分がメインで進める部分も増えてきました。大体入社して6ヶ月後以降だと思います!
前職までと揚羽での仕事内容の違い
ーこれまで経験してきたWebディレクターと、揚羽のWebディレクターで違う部分はありますか?
基本的なWebディレクターとしての必要なスキルには変化はありませんが、業務領域や関わる人が異なるので、そういった意味での違いはたくさんありますね。
例えば、扱うサイトの規模感自体はあまり変わらないんですけど、
揚羽はお客様の規模が大きかったり、既存の付き合いの長いお客様ばかりではなく新規のお客様と関わったりすることが多いです。また、前職では担当の方がWeb部門に限られていたんですけど、今は案件によっては採用担当の方とご一緒するようにもなりました。
担当している企業だけではなく、仕事内容も大きく違うなと思います。
例えば…以下のような部分があげられます。
・1つのプロジェクト人数が多い
揚羽では一つの案件にあたるチームの人数が多いですね。ブランドコンサルチームや映像チームなどと一緒に動くことがあるので、各チームの調整をしたりもします。映像、紙の案件も同時に制作するケースもあるんですが、一緒にチームで話し合いながら制作を進めていくこともあります。
・撮影ディレクションも行う
Webディレクター自身も取材に同行したり、撮影の香盤作成〜当日の撮影ディレクションにまで携ったりもします。
・上流のブランディング策定から提案し、制作に入る
ブランディングから入って制作をするところは大きな違いだと思います。これまでの制作会社でも、サイトのリニューアルにあたってデザインを根本的なところから作り直すはあったんですが、その前段の「何を伝えるか?」を言語化するところからスタートすることはなかったです。
採用コンセプトやキャッチコピーを提案してからサイトの提案をすることや、そもそも課題を考えたら、社内イベントでやりましょうというような概念から考えるような案件は揚羽に入ってはじめて経験しました。
ーお客様の規模や、職務範囲まで色々な違いがあったんですね…!ちなみに、揚羽に入ってみて面白いと感じたポイントなどはあったりしますか?
先ほど前職との違いでも少し触れたんですけど、揚羽では複数のチームが協力して動く案件があり、そういうWebディレクターのチームだけで完結できない仕事があるのは面白いなと思います。
あとは、揚羽は提供するサービスの幅が広いところが面白いなと思います。
会社によっては、Web領域に特化していたり、その中でも提供サービスを絞って特化しているケースもあると思いますが、その場合、扱っているサービス提供の範囲での課題解決となってしまうんです。
でも揚羽は、クリエイティブやブランディングに関連すれば、割と何でも提案できるし、アウトプットできます。やろうと思えばいろいろできるっていうのは、すごく面白いところだなと思います。
ー解決策の幅の広さを面白いと感じてくれる方が、揚羽にマッチしているとも言えるのかもしれませんね!
逆に苦労していることはありますか?
入社したての頃は、揚羽での進め方が分からず苦戦しました。
最初に担当した案件だと、特に「取材」「撮影」は今まで経験がなかったことなので、進めるにあたって、外部ライター・外部カメラマンへの指示などが苦労しました。
外部ライターさんにどこまで何をディレクションしたらいいのかが当時分からず、いただいた原稿の方向性が噛み合っていないものが上がってきてしまったんです。結果、当時の上司の方にも手伝ってもらって、かなりの量を自分たちで書き直しすることになりました。
ーそれはめちゃくちゃ大変な経験ですね…。
2案件目でも似たような性質の案件にアサインしてもらったので、この反省を活かして、取材時点でどんなテイストで書いてほしいのかをきちんと伝えられました!
ー他にはどんな方が揚羽にマッチすると思いますか?
そうですね、ある程度経験が豊富な人だったら、揚羽に来た時に新しいこともどんどんできるところを楽しいと思えるのかなと思います。
ビジネスマンとしての経験や、Webディレクターとしてのキャリアがまだ浅い場合、覚えることが多かったり、裁量の大きさに、あたふたしちゃう可能性はあるかもしれません。
個人的には、ある程度キャリアを積んでいてWebディレクターとしてのやり方が確立できている方の方が面白さを感じやすい環境だと思っています。
仕事を通して成長することもできるし、ちゃんとした実績を積んでいくこともできると思っています。その点でも、経験がある程度ある方だとさらに腕を磨いたり試したりできる場であるとも言えるかなと。
やっぱり中途で何社か経験している人からすると、これまでの積んできた経験の上で、広く挑戦できるフィールドがあることは魅力的なんじゃないかなと思います。
ースキルある方にとっては「腕を更に磨く」「自分の実績をつくれる土壌がある」というのが良さなんですね!再発見でした!
活かせたスキル、今後身につけたいスキル
ー「活かせたと感じる前職のスキル」にはどんなものがありますか?
僕の場合には、受託でのWebディレクター経験が長いので、持っているスキルをそのまま活かせています。
自分は、特に開発・実装に強みを持っている人間ですが、他にも「営業フェーズに強い」「デザインが強い」などの分野に強みをもっていたとしても、揚羽のWebディレクターの領域が広いので、その専門性を活かして活躍できる会社だと思います。
自社サービス側での経験だと、提案される側のクライアントの気持ちがわかる意味では強みになると思います。
ー入社してまもなく1年。これから更に身につけたいスキル・経験はありますか?
自分の実績という点では、まだまだだと思っているので、強みを活かしながら、「よりお客様の目標に対してダイレクトにきくサイト」を作ってみたいなと感じています。
例えば、分かりやすいところで言えば、売上を上げたいという目標に貢献できるサイトのような、もともとお客様が感じられている課題について、貢献できる効果のあるサイトを作ることがやってみたいことの1つです。
また、Webディレクターとしての特化したいスキルだと、「設計」や「改善」に関連するスキルは更にレベルアップさせていきたいと思っています。
プラスで、揚羽はブランディング会社なので、いずれは自分でブランディングに関する提案もどんどんしていけるようになりたいですね!
ー豊富なWebディレクター経験があっても甘んじることなく、
保有するスキルを更に極めたいという姿勢から岡田さんの勉強熱心さが伺えますね!
編集後記
入社して1年立たぬ間に、22期3QでMVPを獲得された岡田さん。
社内からも「岡田さんにまかせておけば安心できる」と言われるほど大活躍されています。(本当にすごい…!)
1.5時間に渡るインタビューへのご協力ありがとうございました!
ご経験がある方にとっては「揚羽の裁量の広さは、腕試しのような面白さと感じる」という点は非常に参考になりました^^
岡田さんの記事を読んでいただいてご興味を持っていただけた方は、ぜひ面接やカジュアル面談にてお会いできましたら嬉しいです〜!エントリーお待ちしております。