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揚羽流テンショク
2023年6月27日
私が揚羽で働き続ける理由(Kasai Shintaro編)『マーケティング✕ブランディングだからこそ実現できる面白さがある』
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■プロフィール

河西真太郎(Kasai Shintaro)

2014年営業としてキャリア入社。プロモーション・マーケティング領域支援に携わる。
2019年責任者としてマーケティンググループを立ち上げ。支援領域の拡大に伴い、自社のマーケティング強化に従事。
2023年次長へ昇格し3つのグループを管掌。これまでの取り組みに加え、顧客のマーケティング支援強化を推進。

 

気がつけば、Webプロモーションの営業をしていた前職

まずは河西さんのキャリアについて伺いたいです。
そもそも揚羽に入る前は何をされていたんですか?

 

10年間はwebプロモーションの企画・運営を行う会社に勤めていました。

揚羽には、2014年の12月に入社をしてきました。
マーケティング領域でいえば、SNSがまだ盛んではなかった時期ですね。
メディアとしてはブログがあり、バズマーケティングが行われているような頃でした。

 

SNSがない時代のマーケティング…今からだと少し想像がし辛いですね。
当時は具体的にどんなお仕事をされていたのでしょうか?

 

当時は、マーケティングというよりは、「プロモーション」という感じだったかな。

 

そもそも入社当初は、インターネットのBフレッツの訪問営業として入社したから、街をまわって1日3件、土日5件契約をもらうという仕事でした。
その頃はインターネットはまだADSLが主流で、光ファイバーが出たばかりということもあり、NTTが大規模にプロモーションしてて、とても有利な状況。


それでも、営業を続けてしばらくすると、売る先がそのうち無くなるんですよね。
会社自体は、営業代理店だったので、他のサービスを売ってもよかったと思いますが…
自社でも柱となる事業を作ろうという話になり2つの事業が始まったんです。

 

1つ目が、地域ポータルサイトをつくる事業で、エリアにあるあらゆるお店を紹介する、ポータルサイトを立ち上げました。2つ目が、Webプロモーションの事業でした。

 

Webプロモーション事業の入り口としてまずブログを使った「バズマーケティング」をスタートしました。
バズマーケティングからスタートすることにしたのは、「化粧品会社は、広告費が一定。」であるからです。化粧品は女性にとって必需品で売上が一定だから、化粧品会社も広告費を使うんですよね。

とくにスキンケア商品では、失敗したくないので、人の話を聞いて買う可能性が高いので、バズマーケティングがうまくいきやすいんです。

 

だから当時は、まず企業開拓のために化粧品メーカーにテレアポして、
「ブログ記事や、@cosmeの口コミを投稿してくれますよ。その口コミが良いか悪いかまでは、コントロールできないけど正直な感想を書いてくれるから、信用力があり有効です」とお話していました。

興味をもってもらえた化粧品メーカーさんから、本商品を出してもらって、ブロガーを集め、記事や口コミを書いてもらうという流れでしたね。

そうすると、評価が良くなってメーカーからしたらまた使いたくなるから、また提案の機会をもらえて‥といった提案の入り方で…。
最終的にはクライアントに、Webプロモーション全般を入り込んで提案していました。


プロデューサー的な立ち回りを考えると、揚羽の営業Pにも近い仕事をされていたんですね!知りませんでした。

Webプロモーション営業を経て、揚羽に入社するまで

お話を聞く限りでは、前職で働いていそうな雰囲気もありますが…

 

その後創業者から頼まれて社長もやってた時期もあったんだけど…

家の都合で半年休むことがあって、休むのは申し訳ないな…と思って会社を辞めることになったんだよね。

 

これから、どうしようかなと考えながら、友達の会社の手伝いはしていて。
家も片付いて、次の仕事を考えたときに制作機能が合って一気通貫の会社がいいなと思いながら、
転職活動をしました。

 

エージェント登録したときに、ちょうど制作会社がプロモーションをはじめようとしていると聞いて揚羽を紹介され、面接してみたのがキッカケです。

 

制作✕プロモーション立ち上げという切り口で最初は興味を持ったんですね。

 

湊さん、佐々木さん、忽滑谷さんと1日目3時間かかったんだよね。

 

それはびっくりすぎますね。そんなことあるんだ…。

 

今だから、思うんだけど、当時の揚羽はまだ「制作会社」だったから、作ったサイトに人を集めるという感覚がなかったんだと思う。作ったものを「どうやったらみてもらえるか」という感覚がなくて…という感じだったかな。

 

揚羽のプロモーション・マーケティング領域の本当に先駆け時期って感じがしますね。

 

転職活動のときは、最初の方に揚羽から内定をもらったから、他にも大手代理店のマーケティング系グループ会社とか、ファッションにも興味あったからファッションアプリの会社なんかも受けていました。

 

いろいろ考えて、制作機能もある会社で、作れる制作物の種類もいろいろだし…
やってたことに近いしというので揚羽に最終的には決めました。

 

揚羽で長く働いている皆さんの入ったキッカケって
「未完成な部分も含めて面白そう」「ワクワクする」という余地で決めている方が多い気がします。

販促領域の営業として入社して

ちなみに入社してからの河西さんの仕事は何をしていたんですか?
入社直後の状況はどんな感じだったのか気になります。

 

始めは中途入社3名くらいのチームで、販促領域を行っていたんですが
具体的な戦略は定まっておらず‥正直、あまり上手くいっていませんでしたね。

 

その後チーム編成があり、クリエイティブディレクターやデザイナーも含め10人くらいのチームに拡大しました。

 

このチームで、クライアントの販促領域を提案することになり、toB企業ばかりではなくtoC企業のプロモーションも積極的に提案していました。

 

ですがこのチームも解散してしまい、残ったメンバーが営業支援のチームになりました。
そしてこれが2019年にマーケティング部に切り替わりました。

 

想像以上に様々な形態を経ていたことが分かりました…!
2019年以降は大きな動きはなかったのですか。

 

体制として大きな変化はありませんが、社内での立ち位置は変わりました。
会社がマーケティングにより注力するようになったんです。

 

確かにここ数年、揚羽ではマーケティングに特に力を入れていますよね!
その背景にはどのようなことがあったのでしょうか。

 

立ち上がった背景として、営業活動の効率化が課題にありました。

 

これまでの営業活動では、「電話をかけてアポイントを取る」というのがマーケティングの基本的な手法とされていました。しかし、より効率的にできないか、というオーダーがあったのが、スタート地点です。

わたしが揚羽で働き続ける理由

現在、マーケティング部としては
どんなミッションで何をしているのでしょうか?

営業効率を上げることにフォーカスし、問い合わせ数を増やすための施策や、名刺情報の整理、MAの活用強化、コンバージョンの取り方の変更などに取り組んでいきました。

 

そもそもクライアントワークメインから、社内のマーケティングもすることになったり。
マーケティングの共通認識が社内になかったりと、紆余曲折を感じますが…。
今のポジションでお仕事を続けられている理由はどうしてなのでしょうか?

 

揚羽では「マーケティングとブランディングを両輪で顧客支援しているから」
というのが大きいですね。

 

普通は、どちらか一方の中にどちらかが含まれると考えている会社が多いんですよね。
でも、ブランディングとマーケティングどちらもそれ一つとして存在しなければ良い戦略は成り立ちません。

揚羽ではその両方がそれぞれ機能しているのは特徴的ですよね。

 

それから、これは個人的な見解にはなってしまいますが、ブランディング界隈の人とマーケティング界隈の人って昔からあまり合わないなという印象があるんですよね。

でも揚羽はその両方ともを大切だと考えていますし、互いに認め合って協力しながら仕事ができています。それも良いところですね。

以前は揚羽の社内でもマーケティングに対する理解度が低かったです。が、現在はマーケティング専属の部門が立ち上がるまでになりました。

 

そういった、両軸の支援体制だったり、互いが認め合って仕事できている環境は自分の想いともマッチしています。

実際に、その両輪がうまく合わさることでより深くお客様の支援ができるようになったとも感じています。

 

最後に、マーケティング部の今後についてお伺いしたいです。
マーケティング部が目指す姿はどのようなものですか。

揚羽へのお問い合わせをいただく際に、他社と比較検討することなく指名で仕事がくるような状態にしていきたいですね。

そうすれば営業にかける時間も削減できますし。

 

クライアントに「選ばれる」企業になる、ということですよね。
その目標に向けて、マーケティング部としてはどのようなことに取り組んでいるのでしょうか。

指名で仕事をいただくためには、まず揚羽という会社の名前、そして我々ができることを知ってもらう必要があります。

そのために、自社メディアやサブドメインメディアの整備、セミナーや外部のカンファレンスへの参加、ホワイトペーパーの作成など、様々なことに取り組んでいます。

 

▶実施したセミナー/カンファレンスレポートはこちら

▶ホワイトペーパーはこちら

 

最後に

様々な変遷を辿っていらっしゃる河西さんのキャリアですが…

実は揚羽自身のマーケティングだけではなく、クライアント向けのBtoBマーケティングを支援するコンサルチームの責任者としてもクライアントワークもされています。

 

(部下になったメンバーたちからは、多岐に渡る領域の仕事を迅速に対応していく河西さんの速さの話題で持ち切りになることも多々。)

 

キャリアは築いていくものではなく、求められることに答えていく中で見えてくるものもあるんだなと、参考になるお話でした!

 

「自分のしたいこと」軸もあるかもしれませんが、任せられて可能性が広がるのも組織に所属する意味かもしれませんね。

 

writer
望月 未来
採用担当
WEBマーケティング系のベンチャー企業でWEBディレクター・社長室・採用担当などを幅広く経験し、揚羽には中途入社。自分の長所を活かしながら、生産性高く、楽しく働ける組織を作ってみたくて人事として奮闘中。
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